【活動報告】中学生への環境学習・東京での豊島紹介イベント・ボランティア
Posted on 2024 年 7 月 10 日 in NEWS
7月に入り、豊島でも毎日30度を超える日が続いていますが、暑さに注意しながら、
環境学習イベントやボランティアなどの活動を続けています。
今回は、4月から6月の瀬戸内オリーブ基金の活動をご報告します。
1. 豊島での活動報告
① 中学1年生66名への環境学習を実施しました
滋賀県の聖パウロ学園光泉カトリック中学校の1年生66名に豊島事件をとおした環境学習を実施しました。
6月5日は学校に出向き、YouTube動画を使った出前事前学習をし、
翌6日には豊島に受け入れての産業廃棄物不法投棄処分地の見学や豊島美術館ツアーを行いました。
参加した学生からは「実際に見て規模の大きさに驚いた」などの声があがっていました。
環境学習の様子は、テレビ3社、新聞5社に取り上げていただきました。
OHK岡山放送(記者会見)
https://www.ohk.co.jp/data/26-20240528-00000015/pages/
RNC西日本放送
https://news.ntv.co.jp/n/rnc/category/society/rnecf57de40a914768a559ea83967f9ba0
NHK
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20240606/8030018568.html
朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASS674320S67PLXB00FM.html?iref=pc_preftop_kagawa
読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20240610-OYTNT50139/
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240610/k00/00m/040/127000c
産経新聞
https://www.sankei.com/article/20240621-V5XJ33KQ3NNO3MROCXDA6THSMU/
四国新聞(有料記事)
https://www.shikoku-np.co.jp/dg/article.aspx?id=K2024061100000000100
② Earth Day Teshima で産業廃棄物跡地ツアーとごみ拾いwalk
4月21日(日)にEarth Day Teshimaが開催され、オリーブ基金は産業廃棄物跡地ツアーとごみ拾いwalkを開催しました。
朝のゴミ拾いwalkには島の子どもたちが参加してくれました。
スタート地点の家浦港から会場のShinAiKanに向かう1.8kmの道のりを、ゴミを拾いながら歩きました。
参加者の小学生からは
「地球は僕たちみんなのおうちだよね。おうちはゴミを捨てて汚くしちゃいけないよね」
とコメントをもらいました。
産業廃棄物跡地ツアーでは、島外から来た方にも参加してもらいました。
豊島に来て地球に優しい生活を考えるイベントに合わせて、産廃見学ツアーを実施できて嬉しいです。
とても学びの深い機会になったとのご感想がありました。
③ スポGOMI in 豊島を開催
悪天候により延期にしていた「スポGOMI in 豊島」を5月16日(木)に唐櫃のとちゃまで開催しました!
当日は快晴の中、3チーム、総勢15名の方にご参加いただき、計30kgのゴミを回収することができました!
豊島での開催も3回目になると、ベテラン小学生もいて、チームワークの取れた回収方法に驚かされました。
2. 法人サポーターとの取り組み
3ヶ月の間に法人サポーター3社が豊島でのボランティア活動に来てくださいました。
また、法人サポーターの支援で環境展にも出展しました。
① 新日本溶業(株)「環境展への共同出展」:5月22日~24日
東京ビックサイトで開催された「環境展」に「新日本溶業」さんのブースの一部を提供していただき、出展しました。
3日間で100人以上の方にブースにお越しいただき、中には豊島の産業廃棄物処理事業に関わっていた方や、
実際に見学をされた方も居られ、整地化の写真を見て驚かれていました。
② ユニクロ・ジーユー((株)ファーストリテイリング):4月11日~12日
産業廃棄物の不法投棄跡地での学習、岡山大学調査地の下草刈り、海岸清掃を行いました。
また、豊島事件を切り口に循環経済を考えるサステナビリティ研修を行いました。
初日は産廃跡地での学習会の後、岡山大学調査地の草刈りを行いました。
2月に植えたツツジが咲く中、次世代の小さな木の成長を維持するための草刈り作業をしました。
2日目の海岸清掃では、青空の中172.5kgのゴミを回収しました。
ゴミの多さに圧倒されるとともに、豊島という島に流れ着く、
自分たちが捨てたわけではないゴミを拾うことの理不尽さについて考える場となりました。
2日間ともディスカッションや意見発表の時間を設けましたが、皆さんの熱意やアイディアを
シェアしていただき、オリーブ基金としても非常に有意義な時間になりました。
③ 菓子工房ルーヴ:5月9日
5月9日に法人サポーターの「菓子工房ルーヴ」の皆様が13人で豊島にボランティアに来てくださいました。
当基金では、豊島の住民と協力して耕作放棄地をルーヴフラワーガーデンとして整備しています。
今回の作業では、6月の開花に向けて農協と家浦お大師さんの横の畑に、ひまわりの定植をしました。
豊島の作業員さんの指示で1列に並んでスコップで穴を掘り、苗を植えました。
ひまわりは6月初旬に開花し、6月中旬にはとても綺麗に咲きました。
次は百日草を植える予定です。
④ NGP日本自動車リサイクル事業協同組合(廃車王):5月29日~31日
29日にNGPさんから瀬戸内オリーブ基金にクローラーを贈呈していただき、30〜31日には、贈呈されたクローラーを使ってのボランティア活動と環境学習を実施し、25名が来られました。
前日にいただいたクローラーを使って、植生回復調査地にある枯れ松の除去、柚の浜の景観整備などを実施しました。
暑い中大変な作業も多かったですが、前日にNGPさんに贈呈していただいたクローラーも大活躍で
どの作業場所も見違えるように綺麗になりました。
豊島紹介イベントを都内で開催
6月14日に都内でトークイベント「豊島じかん図鑑」を開催し、20名の方にご参加いただきました。
オリーブ基金からは、豊島の背景情報とオリーブ基金の活動についてお話をさせていただきました。
豊島でパン屋の開業を目指すゲストの土庄町地域おこし協力隊の大下さんによる、
豊島の魅力とパンに関する興味深い話をお聞きしました。
その後、テーマに沿ってクロストークをし、豊島に関する印象について意見交換するワークショップなども行いました。
豊島のファンだという方や、豊島に行ったことがないけど行ってみたいという方も参加してくれたため、
アットホームな雰囲気ながらも様々な角度でお話することができました。
豊島の等身大の話をたくさん伝えることで、豊島の魅力を存分に発信するイベントになったのではないかと感じます。
次回は8月31日に都内で豊島のオリーブオイルを使った料理イベントを開催予定です。ご興味のある方はぜひご参加ください。
2023年度産オリーブオイル販売
現在、2023年度のフレッシュオリーブオイルを販売中です。
豊島内では豊島マルシェや、美術館で販売している他、オンラインではオリーブ基金のBASEでもご購入いただけます。
ぜひ一度ご賞味ください。
オリーブ基金BASE→ https://teshimaolive.thebase.in/
日々の活動報告はSNSで発信しています。ぜひご確認ください。