瀬戸内オリーブ基金






岩瀧正之さん  



ルベル/タカラベルモント株式会社「Beauty & Ecology」を実現するために

瀬戸内オリーブ基金の活動を、財政面と具体的な活動の両面から支えていただいているのが「協賛会員」の皆様です。寄付金のご協力のほか、従業員によるボランティア、環境教育、社内での環境活動促進など、相互に協力をして、瀬戸内の自然保護につながる様々な活動を展開しています。ご支援いただいている会員の皆様に、改めて御礼申し上げます。今回は、2004年より協賛会員として、継続的に支援いただいているルベル/タカラベルモント株式会社を紹介します。ルベル/タカラベルモント株式会社では、理・美容室で使用されるヘアケア、スタイリング剤などを製造販売しています。瀬戸内オリーブ基金とのつながりについて、また約20年前から取り組んでいるという環境活動について、ルベル事業部 副事業部長の岩瀧正之さんにお話しを伺いました。















瀬戸内オリーブ基金との出会い

瀬戸内オリーブ基金との出会いは、2004年に遡ります。ルベル/タカラベルモントでは、理・美容師向けに数多くのイベントを開催しており、「LEBEL CONGRESS 2005(ルベル コングレス 2005.3.8 [tue] at TFT Hall Tokyo)」で、瀬戸内オリーブ基金の発起人・安藤忠雄氏に基調講演を依頼したのがきっかけでした。「LEBEL CONGRESS 2005で、安藤忠雄さんを通じて瀬戸内オリーブ基金を知りました。その活動趣旨と、当社が取り組んできた環境への考え方・想いが合致していたこと、また当社の創業の地も、安藤さんのご出身と同じ大阪であることから、何か協力ができればと、瀬戸内オリーブ基金への支援がスタートしました」。
2004年以来、売上の一部をオリーブ基金に寄付しているほか、2010年には「One Bottle for Olive」という、オリーブをキーワードにしたキャンペーンも展開しました。対象商品の売上の一部が、瀬戸内オリーブ基金への寄付に充てられることに加えて、商品を購入いただいたお客様に寄付つきハーブ菜園キットをプレゼント。プレゼントや店頭のポップを通じて、理美容室のお客様に、瀬戸内オリーブ基金の活動や、サロンとともに取り組む環境活動について紹介しました。「瀬戸内オリーブ基金への協力は、当社の環境活動や考え方を、広く分かりやすく伝えることにもつながっています。基金を最初にご紹介いただいた安藤さんには、2013年春、弊社創業の地・大阪では初めての開催となる最大規模のイベント「TWBC(TAKARA WORLD BUSINESS CONGRESS)」でも講演いただく予定です」。


製品のライフサイクル全体に広がる環境活動

ルベル/タカラベルモントでは、瀬戸内オリーブ基金への支援だけではなく、「研究開発〜生産〜物流〜販売〜消費」まで、製品ライフサイクルを通じても、環境に配慮した活動を行っています。環境活動の原点となったのは、環境負荷の低減を目的として、酸性の石けん系界面活性剤(洗浄剤)を採用した「NHS(ナチュラルヘアソープ)」の開発でした。1992年の発売当時、理美容業界では、環境配慮型の商品はほとんど存在していなかったそうです。「当社の母体、タカラベルモントの創業は1921年。以来、理美容に関する機器や製品の製造販売を行う中で、業界全体のクオリティを高めること、理美容文化の創造・発展に貢献することも、重点事項のひとつとして取り組んできました。環境活動や環境配慮型商品の開発も、『業界全体をサポートしていきたい』という想いから生まれたものなんです」。
商品の研究開発からスタートした環境活動は今、マーケティング、営業など、全社へと広がっています。「当社では、ISO14001を工場だけではなく、研究棟と、全国の営業所全てにおいて取得しています。これは、全従業員が環境への意識を高く持ち、努力をしている表れだと自負しています」。


Beauty & Ecology「サロンワーク」と「地球環境」の調和のために

ルベル/タカラベルモントの環境活動は、まるでオリーブの木が幹を太く、枝葉を広げていくように、理美容室で働く方やお客様、さらに社会に対しても広がっています。その一例をご紹介します。

・サロンで働く方へ
製品やキャンペーンのほかに、年数百回行われるルベル/タカラベルモント主催の理・美容師対象のイベントやセミナー、また情報誌やホームページ、業界誌などで、環境問題や環境負荷の低いサロンワークについて訴求しています。例えば、薬剤の適正量の使用や紙パック製品・詰め替え容器の取り入れなどがあります。

・サロンのお客様へ
対象商品をご購入のお客様に、エコ意識を高めるグッズをプレゼントするキャンペーンを実施しています。

・社会へ
インドの風力発電プロジェクトへの資金提供を通して、カーボンオフセットに取り組み、当プロジェクトにより、CO2削減に貢献してきました。