瀬戸内オリーブ基金






香川育男さん  



Honda Cars香川太田店 廃材を活用したユニークな方法で基金を支援

瀬戸内オリーブ基金の協賛会員の中には、事業の特徴を生かしたオリジナルの方法で、ご協力いただいている企業もあります。今回は、Honda Cars 香川・太田店を紹介します。長くご支援いただき、ありがとうございます。発案者のひとりである香川育男さんに、活動を始められたきっかけなどについてお話いただきました。


店舗から出る廃材を活用して、基金への寄付に

Honda Cars 香川・太田店は、自動車販売のほか、車検、整備、修理などを行っています。約5年前から瀬戸内オリーブ基金を支援していただいていますが、その方法がとてもユニーク。店舗から出る廃材を利用した活動で、寄付をいただいています。「車の整備や修理時に、鉄くずなどの廃材が出ます。それらをまとめて産業廃棄物として処理するのではなく、鉄、バッテリー、アルミなどは手元に残しておいて売却。売却で得た利益を、瀬戸内オリーブ基金に寄付しています」。
当活動を始めたきっかけは「Honda Fresh Circle」という、Hondaグループ全体で行なっている課題発見・改善コンテストでした。ほかの店舗が、お客様満足向上(CS)など、会社の利益に直結する改善点を取り上げるなか、太田店のテーマは「環境」。「CSや利益拡大も大切だけれど、それは業務の中で当然やるべきこと。もっとほかの面で、できることが無いかを店舗のみんなで考えました」。


香川県の企業として、自動車業界として、支援すべき団体を検討

寄付をするにあたり、国内外に多種多様な環境保全団体がある中、瀬戸内オリーブ基金を選んでいただいた理由を伺うと、せっかくなら地元に還元したいという想いが強かったこと、そして、豊島が抱える有害産業廃棄物の不法投棄問題(豊島事件)とのつながりを感じられたからとのことでした。
「一番身近なところで、ものすごく大きなテーマを持っているのが豊島。産業廃棄物の不法投棄問題は自動車業界とつながる部分もある。そこで、豊島事件をきっかけに発足した瀬戸内オリーブ基金に寄付することにしました」。


継続的な支援で、着実に環境保全に貢献

最近では、香川県に住んでいる人でも、豊島における産業廃棄物の不法投棄問題についてよく知らない人もいて、現地に足を運んだことがある人となると非常に限られている状態です。香川さんも事件としては当然知っていたけれど、瀬戸内オリーブ基金を知るまで豊島に行ったことはなく、産廃現場を実際に見た時には、改めて衝撃を受けたと言います。「環境保全に興味がない人でも、実際の現場を見れば意識は変わると思います。今後も継続的に活動を行い、瀬戸内の自然保護に貢献していきたいと考えています」。